ディスペプシアとは、胃の痛みやもたれなどの不快な腹部の症状を指す用語です。
胃の痛み、食後の胃のもたれ、などのディスペプシア症状で内視鏡検査や血液検査などを行っても、胃がんや胃潰瘍などのはっきりとわかる病気が見つからない場合、胃の消化作用や収縮運動など、胃のはたらき(機能)がわるくなったことが症状の原因と考えられるものを「機能性ディスペプシア」と言います。
私が50歳になったころ、胃の調子が急に悪くなりました。
胃酸がこみ上げ、一晩中眠れないほどでした。
体重も4Kgほど減ったので、家系ががん一家だったこともあり、もしかして胃がんではないかと心配しました。
胃カメラ、血液検査、腹部エコー検査など、いろいろ検査したところ、軽い逆流性食道炎と軽い食道裂孔ヘルニアと診断されただけで、それ以外の異常はありませんでした。
年に2回ほど起こる胃酸のこみ上げは「ネキシウムカプセル」という薬を2週間飲むことで治りました。
しかし、就寝時に起こる胃もたれは2年経っても治りません。
医者からは、この胃もたれは加齢からくるものだから治りません、と言われました。
なんとか改善しようと試行錯誤してたどり着いたのは、呼吸によって内蔵をマッサージする方法でした。
ヨガのナウリという呼吸法なのですが、